2009年12月17日木曜日

OpenBSD

OpenBSDとは、カリフォルニア大学バークリー校(UCB)の4.4BSD-Liteをもとに、Theo de Raadt氏らが中心となって開発が始まったUNIX互換OS。他のBSD系OS同様、フリーソフトウェアとして無償で公開されている。 Theo氏がNetBSDの主要開発者の一人であったことから、NetBSDから分かれたOSとして紹介されることも多い。 他のUNIX互換OSに比べてセキュリティの高さを特徴としており、標準でKerberosやsshなどの様々な暗号システムが導入されている。しかし、セキュリティ強化のため必要のないサービスは標準では最小限に留められており、ある程度知識がないと何もできない。 そうした敷居が高いイメージのせいか、FreeBSD、NetBSDに比べて普及率では一歩劣っているとされる。 もっとも、標準インストールの内容を絞った効果は大きく、標準インストール状態でリモートからの攻撃が可能なセキュリティホールは公開以来たった1件しか見つかっていない(2002年6月に発覚したOpenSSHのセキュリティホールのみ)。 なお、ssh暗号システムのフリーな下位互換である「OpenSSH」が当初OpenBSD用に開発されたことでも知られている。



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